2016年6月2日木曜日

大腸内視鏡をラクに受けるコツ〜診察編

大腸内視鏡検査。

私は20歳から換算して3回経験しました。

初めての方、前回地獄を見たから今回は少しでもラクに受けたい方の参考になればという切なる思いから…
今から、うんこの話をします。

うんこの話が嫌いなひと、
お食事中の方はご注意。

私はうんこが嫌いではないし、
うんこの話をながら飯が食える人種です。

現にもう5回うんこって言いました。

うんこって言いたいだけかもしれません。
よろしくお願いします。





大腸内視鏡を受けるきっかけは、

健康診断の便潜血検査で陽性になったから、

血便が出たから、下血したから、

腹の調子がずっと悪くて不安だから…

人によって様々ですよね。

今回の私は、便秘でも何でもないのにある日突然便器がキレーな真っ赤になり、

その後も血便(鮮血)が続いたから。

鮮血なら、たいてい痔。
って言いますやろ?

でも自己判断によって、
ガンとか最悪な病変が悪化することもあるんですよ。

早期に発見すれば治るのに、進行も遅いのに、こんなに大腸がんの死亡率が高いのは

それだけ自覚症状がないから。

だから健康診断に便潜血検査があるのです。



まずは病院選びが大切!これ大事!

前回は胃腸クリニックで受けて悶絶したので、
今回は肛門大腸の専門クリニックを選びました。

1日絶食して、場合によっては麻酔も使ってヘロヘロになるので、
自宅からの距離もポイントです。



私はあの、ポカリから甘みを抜いて塩とプラスチックを足した味の下剤2Lを飲むのはもう嫌だし、
尻から入れた内視鏡で内臓を突き破られるような激痛もいやだ!

痔であって欲しい。
軽度の痔であって欲しい。
軟膏とか整腸剤とか、そんな程度で済んでくれ頼む…!!

と切に願って指診と直腸スコープを受けたんですが、
(これは内視鏡に比べたら楽勝)

診断結果は「痔の所見なし」!


あーあやっぱりね…

だってさ、便秘じゃねーもん。
毎朝快便だもん。

「これは内視鏡した方がいいんじゃないですか?
これだけ痔の所見がないと、大腸からの出血の可能性があるし、若い人の腸疾患は増えてますよ」

と言われ、そうですよね…

超ブルー。
検査も嫌だし結果も怖いし、超腸ブルー。



前回がいかに地獄だったかを先生に力説し、
通常は使わない麻酔を最初から使い、ぽけ〜っとした状態で受けれることになりました。

あと先生が仰ってたのは

・どうしても下剤2L飲めなければ(吐く人もいるから)、胃カメラ通して十二指腸まで強制的に注入する方法もある

・検査食を実費で買って、前日から食べると少しラクかも(早く腸がキレーになれば、2L全て飲む必要はないから)

・カプセル内視鏡もあるけど、普通の内視鏡より腸をキレイにしないとダメだから、倍近くの下剤(4Lとか)を飲まなければならない。
結局トータルの苦痛は変わらない。


などなど。
ふんふん。


…全部イヤじゃぁ!!ボケェ!!

と心の中でちゃぶ台ひっくり返し、

普通に受けることにしました。

どうせ痛いし。ハハ…




繰り返しますが、痔と自己判断せずに、診察を受けましょうね。

たとえ痔でも、早く病院へ行って治療するに越したことはありませんから。


内視鏡検査だけなら6000円前後、

何か見つかって生検に出せば、プラス1万〜、

その場でポリープ切除すればトータルで3万くらい。(この場合、手術扱いになるので医療保険に加入してれば申請できるそうです)



なになに、若いし?女性だし?
肛門科に行くのが恥ずかしい?

それは出産すれば解決です。

あんなのより出産の方が100倍恥ずかしいわ!

っていうか、恥と悪化のどちらを取るかって話なんですよ。

私は迷うことなく恥を取ります。

あとで苦しいのは、自分と家族。

そう腹をくくって、尻の一つや二つ出しましょう。

座右の銘は、まな板の上の鯉。




次回、内視鏡前処置である下剤をがぶ飲みします。

腸内デトックス!

デトックスって言葉便利!

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