エムザの地下(正確にはスカイプラザの地下)、コロナロード。
エムザの喧騒とは真逆の、シーンとした通路。
若干、悪夢に出てきそうな雰囲気のロードではありますが
その一角にひっそりとある老舗洋食屋が「カプリ島」です。
最近は、地元情報誌にもよく載ってますね。
小学生の時、おばあちゃんに1回だけ連れて行ってもらって
グラタンを食べた記憶があります。
コロナロードの殺伐とした光景と、
間違えて場末の喫茶店に入っちゃった感だけ覚えてたんですが
今なら、あの時の子供舌では分からなかったホワイトソースのコクとか、
場末感ならではの雰囲気とか、何かいろいろ楽しめる!!…気がする!!
と、ここ数カ月気になっていたお店です。
確実に、子連れに優しそうなお店ではないと分かってはいましたが
ここでいつもの、あのノリです。
「行きたいんだから行くしかない。開店同時に入れば何とかなんだろ!!」
入口はこんな感じです。
うーん、メニュー多いな…。
定番の、ホワイトソースピラフにしました。
変わったビジュアルです。
このピラフの赤色は、ケチャップではなく粉末パプリカだと聞いた気がする。
(真偽のほどを味わってみたけど、まず粉末パプリカの味を知らんので判別不能)
ホワイトソースも、こだわってる(って書いてあった)だけあって、コクがあるけどしつこくない。
おいしーーー!!でした。
また他のメニューも食べに行きたいです。
そしてBGMがJAZZのライブ盤で、とてもいい雰囲気。
マニアの旦那も知らんよーなマニアックさがいい。
小学生の時に感じた空気と変わってないのに、今は心地良い不思議。
やっぱり、歳をとるのは楽しいことなんだ。
ここはきっと、昔から今まで変わらない時間の流れ方をしてきて
そして今からこの先、お店がなくなるまでずっと、同じ空気のままなんだろうな~
すてきなことだと思います。
因みにおそらく卵は使ってないであろう感じでしたが、一応娘にはあげませんでした。
ひたすら「アンパンマンひなあられ」を食ってた女(1)。。。
同じものを欲しがる日がおそろしい。
まぁ…、何とかなるか。
後日、オカンのリークにより
カプリ島のマスターは私の実家と同じ町内にお住まいという事が判明。
世間は狭いどすえ。
「もう歳でやめたんだよ、あそこ。…え、まだやってんの?!うっそ」って失礼だよオカン…
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