ネガティブ志向

出産。

それは未知の世界であります。




今怖がっててもどうしようもないことは解ってるんだ。

お産はリラックスが一番大事とか頭では解ってるんだ。

でもそんな人としての思考能力、宇宙に吹っ飛ぶくらいの痛みに違いない。

だって、人間が人間の体内から人間を出すんだから。




お産の進み方も痛みの感じ方も十人十色だから、結局何も参考にならんし

「もーどーにでもしてくれ！！」とやさぐれるにはまだ時間がかかりそう。

自分、とっても痛がりなんで。





私が今まで経験した痛みのトップ、それは尿道結石です。

ピチピチ20歳でやらかしました。

あの内臓を雑巾絞りされるような、転げ回る痛み。

脂汗びっしょりだわ吐くわ震えるわ、病院着いてからはあまりの痛みに記憶ほとんどありません。

もうカラダの全神経が「痛い」のみ。自分がここにいる感覚すら保てない。

流産も相当痛かったけど、「結石よりマシ」という意識は存在したので匹敵しないね。



薬で痛みが治まった後、看護士さんに
「陣痛の痛みと結石の痛みは似てるっていうから、お産の予行練習できたね」
と言われた時は本気で張っ倒そうと思いましたが

ここにきてまたアレに匹敵する、下手すりゃそれ以上の痛みを経験するなんて。






ねぇ、どっちの方が痛いですか？

私、助産師さん等に「赤ちゃんも頑張ってるんだから！」とか言われたら
「知るかァそんなもん！！出てくりゃ覚えてないんだろォォ」て返しちゃう自信満々だけど
そんなかーちゃんでいいんですか？





赤ちゃんの顔見たら痛みなんて忘れるっていうけどそれ絶ッ対ウソ、騙されない。

と正直思ってますが、そんな心持で臨んで良いことあるはずないよね。

残り１カ月かけて、良い方向に構えるよう努力してみます。

名付けて『脱・ネガティブ志向出産』

頑張るどー。







因みに実母によると

「陣痛はマンモスゲリＰ、出産はでかいウンチョス」

…ダテに３人も産んでないね。偉大。