8月16日早朝、ハナちゃんが逝きました。
18年と2か月間一緒にいた、だいすきな猫です。
母が焚いたお線香の香りで目が覚めて一階に下りると、
ふわふわで柔らかくて温かかった体は、冷たく固まっていました。
でも、眠ってるみたいに、いつもの美人な顔のままでした。
ハナに花を飾るとよく似合って、涙が止まりません。
看取った母によると、「一度吐いた後だんだん呼吸がゆっくりになって、
足が痙攣して息が止まった」そうです。
最期は苦しそうでしたが、その時間は短かったようでした。
雲ひとつない、晴天の日曜日。
天国というものがもし在るなら
今日なら真っ直ぐに行けるんじゃないだろうか。
火葬場でそんなふうに願って、送り出してきました。
ハナはもういない。
私が家に帰っても、ハナはもう二度と帰ってこない。
それはどうしようもなく悲しくて寂しいけど、
ハナがいた時間の中に、ハナがいたから笑えたことやホッとしたことが
今の悲しさよりも沢山ありました。
死んでもやっぱり、ハナがいて良かったと思います。
やっぱりこうだ。
「ありがとう」
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